SBIホールディングスのブロックチェーンとXRPについての見解:北尾吉孝氏とのインタビュー

日本を代表する金融サービス事業グループであるSBIホールディングスは、ブロックチェーン技術がグローバルな金融システムの中で新たな根本的原動力になると確信しています。

SBIホールディングスの最近の経営近況報告会において、代表取締役執行役員社長である北尾吉孝氏はデジタルアセットの役割、特にXRPについて情熱的に語りました。

Ripple Insightsは、この経営近況報告会の後に、北尾氏の考えについてより詳細を聞くために、インタビューをする機会を得ました。

北尾さんは何故ブロックチェーンに対して非常にポジティブなんでしょうか?

私の意見では、人類は今まさにブロックチェーンによる社会的革命を目の前にしていると思います。これはインターネットよりもさらに大きな革命と言えます。国際送金にブロックチェーンを活用するのは、この革命において核心部分であると言えます。ブロックチェーンによって取引コストは飛躍的に低減され、金融機関のみならず、金融サービスのすべての利用者は大きな便益を受けることになります。

Rippleの概算によると、Rippleの技術を使うと送金処理コストは33%低減され、さらにXRPを活用することで60%まで低減されます。

日本及び世界の金融機関にデジタルアセットが採用されるには何が必要だと思いますか?

何よりもまず、金融機関がデジタルアセットを使うためにはビジネス的な理由がないと始まりません。これは非常に重要なことです。デジタルアセットは様々なユースケースがありますが、その中でも、国際送金においての役割が重要であると考えており、これは日本の顧客にとっても非常に重要なことです。そして、デジタルアセットは様々な送金ネットワークをまたがって相互運用でき、スケーラブルである必要があります。

日本の会計基準を定める企業会計基準委員会(ASBJ)は仮想通貨に対しての会計基準についての本格的な議論を始めました。この状況を踏まえ、SBIではこの会計基準作りにおいてよりアクティブな役割を持つために会計の専門家を新たに役員として迎え入れました。また、最近、SBI Maxという香港における新しい仮想通貨取引所のローンチ計画についても発表しました。SBI Maxは拡大するグローバルな仮想通貨市場において大きなプレゼンスを築くための我々の新たな挑戦です。

何故XRPが送金用途において最も優れたデジタルアセットであると思いますか?

XRPは明確なユースケースがあるだけでなく、どのデジタルアセットよりも取引処理が速く、コストが低く、スケーラブルです。私はデジタルアセットの中でXRPがグローバルスタンダードになると強く確信しています。

今後、SBIのビジネスにおいてRippleの技術とXRPをどのように活用していく予定ですか?

我々はこれまでRippleの技術を活用すべく非常に積極的に動いてきました。2016年の1月にRipple社に出資を行い、5月にジョイントベンチャーであるSBI Ripple Asiaを設立しました。それからすぐに国内外送金を行うためにRippleを活用する日本の銀行コンソーシアムを設立しました。このコンソーシアムには現在61行が参加しており、トップの銀行を含みます。今後は、送金にXRPを使っていくことに興味を持っています。


RippleはSBIのようなイノベーティブな金融機関がRippleの技術を活用して得た成功を非常に心強く思っています。そして、引き続き、銀行が顧客のために送金の問題を解決するにあたって私たちが鍵となる役割を果たすことを楽しみにしています。Rippleを活用する銀行とどのように接続するかについて詳しくは是非Rippleにお問い合わせください。